ブックメーカーでサッカーの戦術を理解

ブックメーカーでサッカーの試合に賭ける場合、戦力比較だけでなくクラブチームの戦術も考慮する必要があります。戦術とは勝つためにすべき決まりごとの事で、各クラブチームに所属する全ての選手たちは、試合中は監督の方針に従い常に同じ考えのもと行動することになります。

例えば攻撃に関しては、ポゼッション重視or守備重視のカウンターなどが該当します。

ポゼッション重視の場合は積極的にボールを取りに行く必要があり、ピッチ上の選手は数的優位を作るために全員が連動して動くことになります。カウンターの場合はしっかりと守ることを優先しつつも、ボールを奪った時は一気に攻撃に転じます。

更に攻撃の際にはどの選手が攻撃に参加するか、誰かが攻撃参加した場合は代わりに守備に回るのは誰かなど、細かく決められていることも少なくありません。普段は攻撃的なクラブチームでも、アウェイの際にはしっかりと守備固めをし、逆にどんな試合でも攻撃的な戦術をとるクラブチームも存在し、これらはチーム状況や監督の考えで決まるため常に新しい情報を入手する必要があります。

チーム状況が悪化している時は守備的になるなど、監督のクセはサッカーの試合を観るにつれ理解できるようになるため、守備的な戦いを好むクラブチームに関しては敗戦もしくは引き分けを予想するのも一つの方法です。

ヨーロッパサッカーでブックメーカー

スペインのリーガ・エスパニョーラは、何と言っても2強と呼ばれるチームがけん引するリーグです。その2チームの選手は、どの選手も世界一と呼ぶにふさわしいテクニックとスキルを持ち、どの試合でも凄いプレーを見ることができます。

ドイツのブンデスリーガは、近年はバイエルンの1強時代と言われていますが、前述したスペインの2チームに勝るとも劣らないタレントが揃っています。ドイツのまじめな国民性が日本人と合うためか、日本人選手が数多く在籍していることも特徴です。

イングランドのプレミアリーグは、世界最高峰のリーグというイメージがあります。潤沢な資金を持つクラブチームが多く、世界中からタレントが集まる華やかなリーグでもあります。また、ビッグ4と呼ばれる歴史のあるクラブが存在しており、その4チームは特に熱心なサポーターや有名選手が集まってきて常に注目を集めています。近年ではスパーズなどの躍進もあり、ビッグ6という解説者もいます。

イタリアのセリエAは、勢いは昔ほどではありませんが、今でもとても人気のあるリーグです。かつては、4大リーグを外されるほど衰退していた時期もありますが、現在は人気も実力も取り戻しています。

ただプレミアリーグやリーガ・エスパニョーラに比べ資金量が劣るため、スター選手の多くが移籍してしまいます。

以上のヨーロッパ4大リーグ、フランスを含めて5大リーグの試合を観戦していると、ブックメーカーの看板の多さに気づくでしょう。テレビ観戦で目に入る看板はブックメーカーばかりです。ユニフォームスポーンサーもブックメーカーの多さには驚きます。

それほどヨーロッパのサッカーにはブックメーカーが浸透いているということでしょう。日本で考えられているよりもブックメーカーはサッカー界には当たり前の存在になっています。

ブックメーカーは多くの店舗があるので、スタジアムに足を運ぶ途中に立ち寄り賭けをしたり、スタジアムに到着後、練習風景を見ながらスマホで賭けたりと、ヨーロッパのサッカーファンは、多様な形でブックメーカーを利用してサッカーの賭けをしています。

スポーツバーや家でサッカーを観戦しながら賭ける事も多いようです。

ヨーロッパのスポーツファンでは、ブックメーカーは日常の楽しみの1つとなっているのでしょう。特にブックメーカーとサッカーの発祥の国であるイギリスが最もブックメーカーが盛んな国です。