ブックメーカー投資で海外競馬

ブックメーカーでは、世界中で開催されている海外競馬レースを購入できるため、投資の手段として利用できます。日本国内では、競馬は古くからギャンブルの一種として捉えられてきましたが、近年は家庭用のパソコンでも大量のデータを処理できるようになり、データを加工するスピードも速くなりました。このため過去のデータを統計的手法により解析し、投資として運用している人は珍しくありません。

1番人気から3番人気までの馬が、揃って4着以下に敗れるケースは7%ほどで、ほとんどのレースにおいて上位3頭の人気馬のうちどれか1頭は馬券に絡むことがわかっています。これは日本国内のレースに限った話ですが、ブックメーカーでは日本で開催されるレースも発売されているため、これらの分析データをそのまま利用できます。海外の競馬ファンは、ヨーロッパやアメリカ、ドバイ等で開催されている海外競馬に関しては、多くのデータを保有しています。一方で日本の競馬に関するデータは日本語表記のものがほとんどですから、詳細なデータを入手するのが難しいこともあり、保有しているのは一部の人に限られ、ブックメーカーのオッズにも如実に反映されることになります。このため日本の馬が出走する海外競馬は、日本人にとって投資の大チャンスとなりますが、すべてのレースではなく実際のオッズと期待値との差が大きい時がチャンスです。

スローペースが予想される海外のG1レースで、日本から遠征する馬の中に時計の速い馬場やスローペースに弱い馬がいたとしても、海外の競馬ファンは日本馬のイメージで購入するため、その馬はある程度人気になります。日本の競馬ファンは、事前にスローペースが予測できればその馬を買い目から外すことができますから、このようなレースを見逃さないことが、投資を成功させる鍵となります。