ブックメーカーとはあらゆる物事を賭けの対象として扱う賭け屋のことです。様々なスポーツだけでなく、イベントや政治の結果、クリスマスに雪が降るかと言った天気でさえ対象となることがあります。ブックメーカーと言う名称は特定の企業などを指すのではなく、決まった方式に由来するわけでもありません。あくまで掛け率を提示して、参加者の投票を募り、結果によって勝者に配当を行うことを生業とするのがブックメーカーです。そのため、独自のオッズシステムを採用するブックメーカーも存在します。

メジャーリーグもブックメーカーへの投資対象として絶大な人気を誇ります。日本では二刀流の大谷選手が入団1年目の４月からいきなり週間MVPを獲得するなど、メジャーへの注目がさらに高まっています。

特にアメリカ系のブックメーカーが手がけるサイトでメジャーリーグは主要なコンテンツのひとつです。

賭けの方法は単なる試合の勝敗予想だけではありません。不利な状況での試合の勝敗や最終的な得点数、途中経過でのリードしているチームがどちらであるかなど、試合展開も対象となっています。メジャーリーグは規模が大きいだけに、その種類が豊富で好きな選手に関するものであったり、ホームランを打つかどうかだったりと興味があるものを見つけやすくなっています。

注意したいのがあまり細かいことに賭けすぎると、本来の試合を純粋に楽しめなくなることです。そのため、ポストシーズンでどの球団が勝ち上がるかというリーグを対象として俯瞰的に賭けを楽しむ方法もあります。応援しているチームが所属するリーグを応援することができますので、幅広く試合を楽しめるのです。

ブックメーカーを利用することで、普段のメジャーリーグ観戦とは違った手に汗握る試合を楽しめるというわけです。メジャーリーグファンにとっては、そのままでも楽しめますが、身銭を切って賭けると言うことは同じように試合に臨んでいるような感覚をもたらします。

応援しているチームが勝利した際の喜びも、負けた時の悔しさもより強くなります。没頭しすぎは禁物ですが、観戦のスパイスとして重宝できる存在だと言えるでしょう。